悩んでいたとき上司に助けられた話 ~お前、死ぬんか?~

話を聞くよ、おっさんで良ければ アシッドです。

社会人の方なら、誰でも一度は仕事の悩みを抱えたことがあると思います。

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フリーランスになった今でも悩みは多く、いろんな人のアドバイスに助けられながら生きていますが、今回はサラリーマン時代に助けられた上司のひと言について書いてみます。

サラリーマン時代、いろんな業務に携わりました。

当時(2008年頃)は、人と人をつなぐコーディネーション業務に就いたばかりの頃でした。社内顧客から依頼を受けて、外注先に作業を依頼し、作業の進捗や品質の管理をする業務です。

社内とは言え、一応お客さんですから、プレッシャーは普通にあります。それに加えて、外注先は全部海外だったので、文化の違いというか、お国の違いというか、日本側の都合の良いようには事は運びません。

納期、品質もろもろで、毎日ため息ばかりついていました。

当時の上司は、僕を一般社員から引き上げてくれて、公私ともに僕の人生を大きく変えてくれた人でした。その人が放ったひと言。

「お前、それが上手く行かなかったら、死ぬんか?」

「は?」ってなりました。

ま、仕事が上手く行かなかったからといって、死ぬわけではないです。

「いや、死にはしませんけど」

「だったらいいやんけ」

あんまり上司が部下に放つ言葉ではないと思いますけど、普通の会社といろんな面で違う文化を持った当時の会社においても、突出して型破りな人だったんです。

一見テキトーに聞こえる言葉ですが、救われましたね。「そうか、死なないな」って。

あれから10年以上経ちますが、今でも忘れられない言葉です。

その後、僕自身も部下を持つポジションになりましたが、悩んでる部下の何人かにはこの話をしました。

この言葉、友達とか親とかに言われるよりも、会社の上司に言われることに意味があると思うんです。一気に楽になります。

 

仕事で悩んでいるみなさん。

仕事が上手く行かなくても、死ぬわけではないんです。

それで失敗して評価が下がっても、次の仕事で評価を上げればいいんです。

大丈夫です。