友達ってなに?お互いに心を許し合って、対等に交わる人ではありません。

話を聞くよ、おっさんで良ければ アシッドです。

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唐突ですが、友達ってなんですか?

以下、コトバンクによる定義です。

互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友(ほうゆう)。友。

幼稚園からずっと、僕は友達が少ないと思っていました。

それについて、悲観することはありませんでしたし、むしろ意図的にそうしていました。ただ、コトバンクの定義によれば、僕は友達が少ないのではなく、友達がゼロです。

お互いに心を許し合って、対等に交わるって、そんな状況ある?って思います。

お前は本当に友達がいないかわいそうな奴だな」って言われるかもしれませんね。

別にそれで構いませんけど」ってなりますけど。

もちろん、僕だって一人で生きていけるわけではないです。家族や(一般的に)友達と呼ばれる人たちにものすごく助けられてきました。

ただ、友人関係で悩んでる人に多い気がするのは、「互いに心を許し合って、対等に交わっている人」みたいな定義にこだわってるように思うんです。

その時々で、一緒に遊んだり、話し合ったり、お酒を飲んだり、それだけではダメですか?お互いに心を許し合わないとダメですか?裏切ってはダメですか?

人は、個々それぞれの幸せを最大にするために生きていると思っています。その中で、友達と呼ばれる人でも、自分の意に沿わない、期待に沿わない言動をすることもあると思います。

でも、それって仕方のないことではないですか?相手の意に沿う言動を、常に、友達から求められて、それに従うことができますか?

相手の立場もあります。自分の立場もあります。相手の幸せもあります。自分の幸せもあります。

それぞれの幸せを考えた上で、出来る範囲で、付き合っていけば良いのではないかなと思います。だから、僕の中では裏切るとか裏切られるとかないです。相手のことを想像すれば、ないです。

想像力については、また別で書きます。

悩んでいたとき音楽に助けられた話 ~YAMABIKO by NakamuraEmi~

話を聞くよ、おっさんで良ければ アシッドです。

前回は、洋楽&古めの曲だったので、今回は、邦楽&新しめの曲を選んでみました。
何回聴いても涙が出てきて、前向いてがんばろうって思える曲です。


NakamuraEmi「YAMABIKO」 Music Video

 

YAMABIKO
作詞作曲:NakamuraEmi

歩き出した山道は ガラスの破片が多いんだ
打ち勝てず 泣く泣く辞めた人達が落としていった警告の証
刺さったもんなら痛くて 心臓や脳まで貫く痛み
涙を拭くハンカチなんてないんだ Tシャツで拭って前を向け

ここから見える場所は私がいた高校だ
「あの時は輝いてた」「今つまらないのが当たり前」
そんなの自分次第だ あの時より輝いてたいじゃんか
あの時より あの時より あの時より あの時より

そうオリジナルの夢は “助けて誰か 私の背中を押して”って願うもの
己を信じろ
腕枕の眠りおいて 必死すぎて気づくと床で寝る夜が
いつか上がる花火に点火することになるんじゃないのか

上に行けば道は 何の音も聴こえない
自分の足音だけがザッザッザッ 自分の呼吸だけがハッハッハッ
明日が同じようにくるのか わからぬことを日本に教わる
でも明日を信じて歩け 険しい山道を歩け

OhOhOhOh 己の山道を OhOhOhOh 己の叫びを
OhOhOhOh 己の山びこで OhOhOhOh 己の心に響け

「涙を拭くハンカチなんてないんだ Tシャツで拭って前を向け」を聴くと、「ハイ!」ってなります。

「あの時は輝いてた、今つまらないのが当たり前 そんなの自分次第だ あの時より輝いてたいじゃんか」の部分では、「俺の人生のピークはこれからだ」って思います。

「腕枕の眠りおいて 必死すぎて気づくと床で寝る夜がいつか上がる花火に点火することになるんじゃないのか」って言われると、「No pain, no gainだな!」って思います。

Youtubeのコメント欄に、「この歌を聴いて良いと思った人は、頑張ってる人なんだと思う。」というのがありました。

たしかに頑張っている人の方がより刺さると思うんですが、この曲は生きている人全員に向けて書かれていると思います。

だって、生きてるだけでいろいろ大変ですから。

悩んでいたとき上司に助けられた話 ~お前、死ぬんか?~

話を聞くよ、おっさんで良ければ アシッドです。

社会人の方なら、誰でも一度は仕事の悩みを抱えたことがあると思います。

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フリーランスになった今でも悩みは多く、いろんな人のアドバイスに助けられながら生きていますが、今回はサラリーマン時代に助けられた上司のひと言について書いてみます。

サラリーマン時代、いろんな業務に携わりました。

当時(2008年頃)は、人と人をつなぐコーディネーション業務に就いたばかりの頃でした。社内顧客から依頼を受けて、外注先に作業を依頼し、作業の進捗や品質の管理をする業務です。

社内とは言え、一応お客さんですから、プレッシャーは普通にあります。それに加えて、外注先は全部海外だったので、文化の違いというか、お国の違いというか、日本側の都合の良いようには事は運びません。

納期、品質もろもろで、毎日ため息ばかりついていました。

当時の上司は、僕を一般社員から引き上げてくれて、公私ともに僕の人生を大きく変えてくれた人でした。その人が放ったひと言。

「お前、それが上手く行かなかったら、死ぬんか?」

「は?」ってなりました。

ま、仕事が上手く行かなかったからといって、死ぬわけではないです。

「いや、死にはしませんけど」

「だったらいいやんけ」

あんまり上司が部下に放つ言葉ではないと思いますけど、普通の会社といろんな面で違う文化を持った当時の会社においても、突出して型破りな人だったんです。

一見テキトーに聞こえる言葉ですが、救われましたね。「そうか、死なないな」って。

あれから10年以上経ちますが、今でも忘れられない言葉です。

その後、僕自身も部下を持つポジションになりましたが、悩んでる部下の何人かにはこの話をしました。

この言葉、友達とか親とかに言われるよりも、会社の上司に言われることに意味があると思うんです。一気に楽になります。

 

仕事で悩んでいるみなさん。

仕事が上手く行かなくても、死ぬわけではないんです。

それで失敗して評価が下がっても、次の仕事で評価を上げればいいんです。

大丈夫です。

 

悩んでいたとき音楽に助けられた話 ~You are the universe by the Brand New Heavies~

話を聞くよ、おっさんで良ければ アシッドです。

悩みを聞くサービスをしていますが、みなさんと同じように僕にも悩みはあります。

悩みがあるときに、僕を助けてくれる人、ものはいくつかありますが、僕は音楽に助けられることが多いので、その中の1曲を紹介させてください。

 
The Brand New Heavies - You Are The Universe

20年以上前、アメリカから帰ってきて、就職活動が上手くいかず悩んでました。やっぱり地元で就職って難しいのかなと。かなりの田舎なので。

ちょうどその頃、大好きな The Brand New Heaviesのアルバムがリリースされ、早速バイトの行き帰りに聴いてたんですが、この曲の歌詞に勇気づけられて、泣きながら自転車を漕いだことを覚えています。

You are the universe(サビ部分抜粋)
作詞:GARRETT SIEDAH/LEVY ANDREW D'WHITE

You are the Universe
And there ain't nothin' you can't do
If you conceive it, you can achieve it
That's why, I believe in you, yes I do

あなたは無限の宇宙。
だから、あなたに出来ないことは何もないわ。
思い描きさえすれば、きっと出来る。
だから、私はあなたを信じるの。こころから。
訳詞:アシッド

ここで出てくる「You are the universe」って、君は宇宙そのものというよりも、君には可能性が無限にあるよってことだと思います。悩んでいるときは、全然こういう風には思えないんですけどね。

でも、振り返ってみると、悩んでいるときって、誰もそう言ってないのに、勝手に自分で出来ることと出来ないことを決めつけてしまっているような気もします。たぶん、当時の僕もそんな感じだったんでしょうね。

それから、やりたいことをやっている自分、出来ている自分を思い描くことも大事だと思います。

アスリートの中には、自分が試合に勝っているところや、成功しているところをイメージトレーニンする人が多いと聞きますが、自己暗示的な部分も含めて、思い描くことは大事だと思います。それだけでもワクワクしますし。

あとは、誰かと話をしてみるとか、映画を觀るとか、音楽を聴くと、ハッとさせられることもありますね。

とにかく、自分の中だけで解決しようとしないことが大事かなと。